Modern Physician 34-4
全身病としての足病変 ~プライマリケア医にできること~
小林修三 企画編集

2014年発行 B5判 96頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
 足病変はいったん発症すると、重症化しやすく予後もよくない。ハイリスク患者の重症化を防ぐためには、プライマリケア医が初期病変に気づくことが何より重要である。足病変に対する正しい知識を学び、診察室で患者の足を「見る」工夫をすることで、「予防」と「早期発見」につなげる。ゲートキーパーとしてのプライマリケア医の役割をわかりやすく解説した。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(小林 修三)
■足病変診療のいま
1.足病変診療の現状(寺師 浩人)
2.足病変のチーム医療とは:足のベッドサイド診察(河野 茂夫)
3.いま,プライマリケア医にできること(金森 晃)
■知っておきたい足病変診療の知識
1.糖尿病専門医はどう診るか(渥美 義仁)
2.腎臓病専門医はどう診るか(大竹 剛靖他)
3.心臓血管外科からのアドバイス(熊田 佳孝)
4.形成外科からのアドバイス(石川 昌一他)
5.ナースが行う患者さんへのフットケア指導(池田 清子)
6.足病変のケアの実践(金児 玉青)
7.整形外科からみた足病変治療と義肢・装具・靴(門野 邦彦他)
8.地域連携(北野 育郎)
■トピックス
1.抗血小板薬(日髙 寿美他)
2.足病変におけるドレッシング製剤(外用薬から持続陰圧吸引療法まで)(松井 瑞子)
3.学会関連の動きなど(小林 修三)

■私の処方■
シクロフォスファミドパルス療法 皮膚動脈炎やリウマトイド血管炎に対して(川上 民裕)
C型慢性肝炎に対するIFN治療の副作用対策(中山 伸朗)
皮膚疾患の外用薬処方量(清島 真理子)
■診療の秘訣■
原因不明の消化管出血に対する診療のコツ(松田 知己)
H.pylori除菌後の胃MALTリンパ腫の再燃(中村 昌太郎)
慢性下痢(大塚 和朗)
季節性感情障害(冬季うつ病)(下田 和孝)
■診療のエッセンス(朔 啓二郎他)
■診断脳を活性化! 画像 de クイズ(池田 貴英他)
■発作を巡る課題Beyond Seizures & Epilepsy■
第4回 てんかん診療実践を巡るシナリオ~その1:問診というステップ(岩佐 博人)
■投稿論文■
ノロウイルスの素描―お腹のかぜ(栗山 敦治)