心とからだの健康教室 〜ストレスと病気のガイドブック〜
桃谷裕子 共著
2010年発行 B6判 126頁
定価1890円(本体1800円+消費税5%)
ISBN9784880021706
2010年発行 B6判 126頁
定価1890円(本体1800円+消費税5%)
ISBN9784880021706
その他執筆者など▼
共著:山本晴義
内容の説明▼
(序文より抜粋)
最近の調査によれば、国民の過半数がストレスを感じながら生活しており(内閣府2008年)、勤労者の約6割が仕事に関する強い不安やストレスなどを感じている(厚生労働省2007年)と回答しています。ただし、これらの結果は、昨今の世界的な大不況の影響を受ける以前のものですので、現在ではその数はさらに増えていることでしょう。
これらのストレスによって引き起こされる問題は、心身両面にさまざまな形で現れます。心と身体は切り離して考えることができませんので、心身両面から健康管理を行っていくことが必要です。また、身体の問題と同様に、心の問題も早期発見・早期対応が回復の早道です。ところが、心の問題となると、その専門の診療科(精神科や心療内科)を受診したり、専門家(臨床心理士など)に相談する人がまだ少ないというのが現状です。このような受診や相談を阻む(受診や相談が遅れる)理由として、「ひとりでに改善すると思っていた」「治療に効果があるとは思わなかった」「どこに行けばよいのか、誰に診てもらえばよいかわからなかった」といった心の病気に関する知識の少なさや受診・相談に関する情報の不足などが挙げられています(厚生労働科学研究2004〜2006年)。
こうした背景を踏まえ、この本では、まずストレスが何であるのか、ストレスからストレス病がおのように引き起こされるのか、そしてそれがおのような病気であり、どこでどのような治療が行われるのか、さらに家族や周りの人がどのように対応したらよいのかなどについて、最近の話題も織り込んで解説しています。ストレス病には、最近メディアでも取り上げられている「うつ病」をはじめ、これまで注目されてこなかったものの実は患者数が多い「社交不安障害」(神経症)、最近患者数が増えている「過敏性腸症候群」(心身症)などを取り上げています。特にうつ病は、誰でもかかりうる身近な病気ですが、自殺を引き起こしたり、長期欠勤の原因になるなど、個人を超えて社会の問題としても注目されています。こうしたストレス病の予防や治療には、家族や周りの人たちのサポートが大きく影響します。悩んでいる本人だけでなく、家族や周りの人たちも、病気を正しく理解し、協力して病気と向き合っていくことが大切です。どうぞ「焦らず、あきらめず、(治療を)怠らず」の姿勢で取り組んでください。
姉妹書の『メンタルサポート教室〜ストレス病の予防と治療のためのアプローチ〜』では、ストレス病の予防・治療法や自分でできる対処法を具体的に紹介しています。自分でできる対処法を普段から練習して身につけておくとよいでしょう。自分で対処できるという気持ちもまた、ストレスを和らげるのに役立ちます。
この本が、ストレス病にかかったときのための情報源としてだけでなく、ストレス病にかからないための情報源としても、お役に立てるならばこのうえない幸せです。
最近の調査によれば、国民の過半数がストレスを感じながら生活しており(内閣府2008年)、勤労者の約6割が仕事に関する強い不安やストレスなどを感じている(厚生労働省2007年)と回答しています。ただし、これらの結果は、昨今の世界的な大不況の影響を受ける以前のものですので、現在ではその数はさらに増えていることでしょう。
これらのストレスによって引き起こされる問題は、心身両面にさまざまな形で現れます。心と身体は切り離して考えることができませんので、心身両面から健康管理を行っていくことが必要です。また、身体の問題と同様に、心の問題も早期発見・早期対応が回復の早道です。ところが、心の問題となると、その専門の診療科(精神科や心療内科)を受診したり、専門家(臨床心理士など)に相談する人がまだ少ないというのが現状です。このような受診や相談を阻む(受診や相談が遅れる)理由として、「ひとりでに改善すると思っていた」「治療に効果があるとは思わなかった」「どこに行けばよいのか、誰に診てもらえばよいかわからなかった」といった心の病気に関する知識の少なさや受診・相談に関する情報の不足などが挙げられています(厚生労働科学研究2004〜2006年)。
こうした背景を踏まえ、この本では、まずストレスが何であるのか、ストレスからストレス病がおのように引き起こされるのか、そしてそれがおのような病気であり、どこでどのような治療が行われるのか、さらに家族や周りの人がどのように対応したらよいのかなどについて、最近の話題も織り込んで解説しています。ストレス病には、最近メディアでも取り上げられている「うつ病」をはじめ、これまで注目されてこなかったものの実は患者数が多い「社交不安障害」(神経症)、最近患者数が増えている「過敏性腸症候群」(心身症)などを取り上げています。特にうつ病は、誰でもかかりうる身近な病気ですが、自殺を引き起こしたり、長期欠勤の原因になるなど、個人を超えて社会の問題としても注目されています。こうしたストレス病の予防や治療には、家族や周りの人たちのサポートが大きく影響します。悩んでいる本人だけでなく、家族や周りの人たちも、病気を正しく理解し、協力して病気と向き合っていくことが大切です。どうぞ「焦らず、あきらめず、(治療を)怠らず」の姿勢で取り組んでください。
姉妹書の『メンタルサポート教室〜ストレス病の予防と治療のためのアプローチ〜』では、ストレス病の予防・治療法や自分でできる対処法を具体的に紹介しています。自分でできる対処法を普段から練習して身につけておくとよいでしょう。自分で対処できるという気持ちもまた、ストレスを和らげるのに役立ちます。
この本が、ストレス病にかかったときのための情報源としてだけでなく、ストレス病にかからないための情報源としても、お役に立てるならばこのうえない幸せです。
おもな目次▼
第1章 ストレストは
第2章 ストレス病(ストレス関連疾患)〜うつ病〜
第3章 ストレス病(ストレス関連疾患)〜神経症(不安障害)〜
第4章 ストレス病(ストレス関連疾患)〜心身症〜
第2章 ストレス病(ストレス関連疾患)〜うつ病〜
第3章 ストレス病(ストレス関連疾患)〜神経症(不安障害)〜
第4章 ストレス病(ストレス関連疾患)〜心身症〜