泌尿器悪性腫瘍治療ハンドブック 第2版
勝岡 洋治 編

2001年発行 四六倍判 185頁
定価9450円(本体9000円+消費税5%)
ISBN9784880022932

その他執筆者など▼
編集: 勝岡洋治(大阪医科大学泌尿器科教授) 赤座英之(筑波大学臨床医学系泌尿器科教授)
内容の説明▼
本書は、1995年出版の改訂であり、各章の構成は前書を踏襲している。しかし、時代の進歩に応じて、いくつか新しい項を興した。
前立腺については、手術療法と手術療法以外に分け、多様な治療法を理解し易くまとめた。抗癌化学療法については、併用および強化化学療法および副作用対策に重点を置き、腹腔鏡下手術の項を充実させ、放射線療法の項を新たに興した。また、泌尿器科癌に対する遺伝子治療とクリニカルパスの実践の項を興した。悪性腫瘍治療のアウトカムの評価に不可欠な予後判定の概念と統計学的処理の項を興し、新たに医療情報開示に向けてのカルテの記載法の項を興した。
おもな目次▼
副腎腫瘍の治療/腎盂尿管腫瘍の治療/腎細胞癌の手術療法/腎細胞癌の治療(手術療法以外)/ウィルムス腫瘍の治療/表在性膀胱癌の治療/浸潤性膀胱癌の治療/尿路変向・再建術/非移行上皮性膀胱癌の治療/前立腺癌の手術療法/前立腺癌の治療法(手術療法以外)/精巣腫瘍の治療/陰茎癌の治療/尿道癌の治療/後腹膜腫瘍の治療/抗癌剤の併用および強化化学療法の現状と副作用対策/泌尿器癌における腹腔鏡下手術/泌尿器科癌に対する放射線療法/泌尿器科癌に対する遺伝子治療/クリニカルパスの実践/癌性疼痛患者の管理/予後判定の概念と統計学的処理/医療情報開示に向けてのカルテの記載法