視覚性失認 認知の障害から健常な視覚を考える
河内 十郎 他訳

1996年発行 A5判 221頁
定価(本体価格4,800円+税)
ISBN9784880023861

その他執筆者など▼
(早稲田大学文学部心理学教室)福澤一吉
内容の説明▼
 視覚性失認研究は様々な科学的分野に関連しており、これらの研究は現在大学、研究所、病院などで盛んに行われている。これらの領域には神経心理学、神経生理学、認知心理学そしてコンピュータ・ビジョンが含まれる。視覚性失認症は失語症や失行症、健忘症などとともに、人間の脳の損傷によって起こる高次機能障害の代表的な症状の一つにあたり、他の症状と同じように古くから知られているが、純粋型症例の出現頻度が低いこともあって、その実態についてはまだ十分解明されておらず、研究者の間で見解が一致していない点も多い。
おもな目次▼
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