痙性斜頸 各科の治療の実際
柏瀬 宏隆 編著

2002年発行 A5判 200頁
定価4200円(本体4000円+消費税5%)
ISBN9784880024486

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内容の説明▼
 現在、「痙性斜頸」の治療は、各科によって治療方法があまりにも異なっている。その治療方法の隔たりの大きさには驚くばかりである。
 本書は、そのような現実を踏まえ、「痙性斜頸」の各科の治療方法を解説したものである。
本書により、それぞれの科の適応と限界を把握し、「痙性斜頸」を治療するにあたり、適切な治療方法が選択されることを願い編集された好著。
おもな目次▼
「総論」
定義・原因/診断/その他(脳血流など)/痙性斜頸の脳血流所見うつ病との合併
「各論」
1.臨床心理の立場から/治療方法/症例/治療結果/考察/まとめ
2.心療内科の立場から/薬物療法/自律訓練法/「筋電図バイオフィードバック療法」と「森田療法的アプローチ」/臨床動作法
3.精神科の立場から/痙性斜頸の3分類/痙性斜頸の発現機序と器官選択/痙性斜頸の治療/症例の提示
4.神経内科の立場から/内服薬/ボツリヌス毒素/Muscle Afferent Block(MAB)療法/鍼治療/リハビリテーション/治療法の優劣
5.脳神経外科の立場から/外科的治療の適応/外科的治療の種類と歴史的背景/外科的治療におけるinformed-consent/末梢神経遮断の実際/定位脳手術/硬膜内手術/脊髄硬膜外刺激