海外の薬剤師を訪ねて 
岡部 進 著

2004年発行 A5判 158頁
定価2310円(本体2200円+消費税5%)
ISBN9784880024646

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内容の説明▼
 本書は著者が海外の学会や国際シンポジュウム、あるいは講習会などに参加した際に訪ねた薬学部、その教育風景、薬物博物館、薬局での薬剤師の活躍などを紹介した欧米諸国訪問記である。
 それによると、医療薬学が発展し、薬剤師の専門化が起きている国もあれば、薬学の原点ともいうべき、物理・化学を基盤とした薬剤師教育が盛んな国、新薬の開発を指向している国、薬の管理業務の教育に徹している国などさまざまである。
 わが国の薬学の教育制度、内容が大きく変革を遂げようとしている時だけに、本書は新しい薬学教育の構築にかならずや貢献するであろうと確信する。
おもな目次▼
1.ハレアカラの銀剣草
2.薬剤師のソクラテス
3.南太平洋の薬局
4.マインツのポケベル
5.ウブサラで「Why ?」
6.ロングビーチの病院
7.ホノルルの「ロボ精神」
8.薬局の都.ウイーン
9.ゼンメルワイスの銅像
10.ゼンメルワイス大学薬学部
11.ハンガリーの薬学概論
12.マウイ島の講習会
13.銀嶺遙かノルウエー
14.コカコーラの故郷
15.エルサレムからメルボルンへ
16.南十字星の輝く国で
17.クイーンズランド大学薬学部
18.東欧古都クラコー
19.ヤゲロニアン大学薬学部
20.グーテンベルグ大学付属病院薬剤部
21.それからのポケベル教授
22.ベーチ薬物薬物館
23.ニグロ薬局
24.サンフランシスコのcompound薬剤師
25.パークレイのcompound薬剤師
26.草裡の東瓜暗に長ず
おわりに