パーソナリティ障害 いかに捉え、いかに対応するか
樋口 輝彦 監修

2005年発行 A5判 98頁
定価2520円(本体2400円+消費税5%)
ISBN9784880024783

その他執筆者など▼
著者:林 直樹(東京都立松沢病院)
内容の説明▼
 本書の目的は、なるべく特定の立場に偏らないように配慮しながら、パーソナリティ障害の概念についての現在の考え方を概説し、その精神科臨床における意義について検討を加えることである。また、パーソナリティ障害の歴史や概念を紹介する第一章では本書全体を概観することができるように構成されている。
 本書により、パーソナリティ障害の理解を進め、日々の臨床にそれを活かすための一助となることを目指すものである。
おもな目次▼
1.パーソナリティ障害の概念
2.それぞれのパーソナリティ障害類型
3.パーソナリティ障害診断の臨床的診断
4.第1軸精神障害との関係
5.パーソナリティ障害の成因論・病態論
6.パーソナリティ障害の治療
7.モデル症例の治療
8.おわりに・パーソナリティ障害の概念の臨床的意味