血液内科ケーススタディー 
尾崎由基男 編著

2006年発行 A5判 164頁
定価(本体価格3800円+税)
ISBN9784880024820

その他執筆者など▼
小松則夫(山梨大学血液内科教授) 戸川 敦(山梨大学臨床教授)
内容の説明▼
本書は赤血球編、白血球編、血小板・出血・凝固編よりなるケーススタディ集である。すぐにわかるやさしい症例から診断の難しい症例まで呈示。各症例ごとに、診断へのプロセス、概論を付した。特に概論では現在問題となっているトピックスを中心に、わかりやすくまとめた。
おもな目次▼
I. 赤血球編
CASE1 体動時息切れを訴える36歳女性
CASE2 労作時息切れを訴える73歳男性
CASE3 全身倦怠感、汎血球減少症で紹介された77歳男性
CASE4 全身倦怠感、労作時動悸を訴えて来院した24歳女性
CASE5 褐色尿と労作時動悸を訴える50歳男性
CASE6 頭痛・めまい・顔面紅潮を訴える49歳男性

II. 白血球編
CASE1 労作時息切れと汎血球減少症がみられた70歳女性
CASE2 出血傾向・全身倦怠感を訴える54歳女性
CASE3 動悸、息切れ、全身紫斑、歯肉出血を認める50歳女性
CASE4 皮下出血斑、鼻出血を訴える62歳男性
CASE5 呼吸困難、全身リンパ節腫脹をきたした79歳女性
CASE6 体動時息切れと白血球増多をきたした70歳男性
CASE7 白血球(リンパ球)増加で来院した76歳男性
CASE8 全身リンパ節腫脹をきたした38歳女性
CASE9 全身倦怠感、全身リンパ節腫脹がみられる88歳男性
CASE10 貧血と大腿骨頸部骨折をきたした63歳女性
CASE11 発疹、肝機能障害、意識障害をきたした35歳男性

III. 血小板・出血・凝固編
CASE1 紫斑と月経過多を主訴に来院した48歳女性
CASE2 多彩な神経症状と貧血、血小板減少を示した31歳女性
CASE3 関節内出血を繰り返し歩行障害をきたした24歳男性