認知リハビリテーション2004 
認知リハビリテーション研究会 編

2004年発行 B5判 114頁
定価(本体価格3,000円+税)
ISBN9784880026411

その他執筆者など▼
内容の説明▼
 認知リハビリテーションは、臨床上直接的に患者のもつ症状を改善する手法であり、また認知障害の脳内メカニズムを考えるためにも重要である。
 本書は、「第13回 認知リハビリテーション研究会」の研究成果をムック形式で紙面に再現したものである。
 特別寄稿「メンタルレキシコンの性質と獲得」に加えて12編の研究会プロシーディングは、日常臨床に役立つものであり、是非ご一読をお薦めしたい一冊である。
おもな目次▼
特別寄稿
メンタルレキシコンの性質と獲得

第13回認知リハビリテーション研究会プログラム
1 高次脳機能障害者を想定した職務の課題分析例
2 ワークサンプルにおけるエラーと補完方法に関する分析
3 POCR(プロセス指向認知リハビリテーション)にみる社会医学的先進性と、その臨床コスト
4 高次脳機能障害者の代償によって復職した脳外傷事例-アイデア・プロセッサによる遂行機能障害の代償-
5 脳障害者のための在宅認知リハビリテーションの有効性
6 道順障害を呈した右頭頂葉皮質下出血の一例
7 視覚運動協調障害と同時失認を呈した低酸素脳症の一例について
8 Proper name anomiaを呈した症例に試みた学習訓練の効果について
9 Semantic dementia 例に対する語彙再獲得訓練
10 脳血管障害患者2例における、記銘課題のSPT効果について
11 実生活に近い行為を課題内容としたミニデー課題による展望記憶訓練について
12 TBIにおける視覚刺激課題を用いた作動記憶評価の試み