攻める! エコーガイド下運動器治療

 髙橋 周(東あおば整形外科 院長):編著

2019年7月31日発行
定価(本体価格4,000円+税)
9784880027845
電子版はコチラ→M2PLUS医書.jp

内容の説明

令和の時代は「まず、レントゲン」ではなく「まず、エコー」がお約束になる!
エコーガイド下治療をマスターすることで、患者さんが訴える運動器の痛みに対し、的確な「攻め」のアプローチができ、治療効果が飛躍的に向上する!

はじめに

「まず、レントゲン」は、運動器診療のお約束でした。骨に異常がなければ安心でしょうか? 実際には骨以外に主病変がある場合の方が圧倒的に多いはずです。単純X線写真に依存した診療スタイルでは、足首を捻って受傷した足関節痛を「足関節捻挫」、中高年の肩痛を「五十肩」と診断します。放置しても治るから心配ないのでしょうか? 肩の痛みで、何年も痛みに苦しみ、何ヵ月も眠れない患者さんが多くいます。凍結肩は、放置した場合、症状が落ち着くまで数年かかります。足関節を捻って受傷した場合、高校生では90%以上が靱帯損傷ですし、小学生では約80%が単純X線写真では診断できない裂離骨折です。初期に適切に外固定されなかったために不安定感が残って手術になる患者さんがたくさんいます。
 外来でプローブを当ててエコー画像で問題がわかれば、その場ですぐにエコーガイド下治療を行えます。目の前の患者さんが訴えている痛みに対して、病態を把握した的確なアプローチが可能です。令和の時代は、「まず、エコー」が、運動器診療のお約束になるはずです。
 今回は、エコーガイド下運動器治療を行っているスペシャリストの方々に、実際の治療内容に関して執筆していただきました。運動器診療の参考となれば幸いです。また、本書の発刊のためにご尽力いただいた新興医学出版社の林峰子さん、中方欣美さん、この場を借りて心から御礼申し上げます。

令和元年5月 髙橋 周

おもな目次

Chapter1 エコーガイド下運動器治療の紹介 (髙橋 周)
Chapter2 準備・機器のセットアップ (髙橋 周)
Chapter3 肩関節 (服部惣一)
Chapter4 肘関節 (宮武和馬)
Chapter5 手指と手関節 (中島祐子)
Chapter6 骨盤・股関節 (髙橋 周)
Chapter7 膝関節 (中瀬順介)
Chapter8 足部・足関節 (笹原 潤)
Chapter9 脊椎領域 (朴 基彦)