アートセラピーBasic
精神科作業療法・デイケアで使いたい12のメソッド

 溝上義則(芸術療法士・医学博士):著

2019年10月発行 B5判 112頁
定価(本体価格3,500円+税)
9784880027883
電子版はコチラ→M2PLUS医書.jp

内容の説明

精神科作業療法を中心とした絵画療法について、塗り絵、切り絵、折り染めなど12の技法をカラーで丁寧に解説しています。
言葉に出せない思いを引き出す実践法で、特別支援教育に携わる先生や、美術教師、保育士・幼稚園教諭の方々にも役に立つ一冊。

おもな目次

第1章 絵画療法の理論と症例
1 絵画療法の歴史
2 絵画療法とは
3 個人絵画療法と集団絵画療法
  1.個人絵画療法
  2.集団絵画療法
4 絵画療法と言語
  1.絵画自体のもつ言語性
  2.絵画療法における言語性
5 絵画療法の各技法
6 絵画療法の効果
  1. 量的検討
  2. 質的検討
7 絵画療法における注意点
  1. 実施上の注意点
  2. 解釈上の注意点
  3. 副作用
  4. 禁忌
  5. サイン
  6. 絵画療法の終結
8 疾患による描画特徴
  1. うつ病
  2. 双極性障害
  3. 統合失調症
  4. 発達障害
9 絵画療法としての絵画鑑賞
  1. 美術館における絵画鑑賞と鑑賞教育
  2. 学校教育課程における鑑賞教育
  3. 精神医療における絵画鑑賞
  4. 精神医療における絵画鑑賞の注意点

第2章 絵画と脳
1 神経審美学
2 審美判断と脳部位
3 絵画鑑賞に特異的な神経基盤
4 気質と絵画鑑賞に特異的な神経基盤との関連
5 脳でみる絵画療法の効果

第3章 美術用語と画材
1 美術用語の基礎知識
  1. 色の三要素
  2. 暖色・寒色・中性色
  3. 補色
  4. 類似色
  5. 三原色
  6. 混色
  7. 遠近法
  8. 立体感
  9. 輪郭線
  10. グラデーション
2 画材の基礎知識
  1. 画用紙
  2. ケント紙
  3. キャンバス
  4. 水彩絵具
  5. アクリル絵具
  6. 筆
  7. パレット
  8. 鉛筆
  9. 色鉛筆
  10. 筆ペン
  11. マスキングテープ
  12. のり
3 お勧め画材
  1. 紙
  2. 筆ペン
  3. アルコールマーカー
  4. 水性ペン
  5. 水彩絵具
  6. 筆
  7. 描画材料
  8. のり
  9. 染料
  10. 和紙

第4章 実際の方法Ⅰ ―導入のための技法―
1 模様のフロッタージュ
2 葉っぱのフロッタージュ
3 再生コラージュ
4 折り染め(染めの工程)
5 折り染め(加工の工程)
6 落ち葉の塗り絵
7 ステンシル
8 切り紙
9 曼荼羅アート

第5章 実際の方法Ⅱ ―本格的な技法―
1 静物画(デッサン)
2 版画(一版多色版画)
3 名画の模写

第6章 実際の方法Ⅲ ―絵画鑑賞の技法(特別編)―
1 対話による絵画鑑賞

コラム1 絵画療法に情熱を注いだ画家エイドリアン・ヒル
コラム2 アール・ブリュットの作家アドルフ・ヴェルフリ
コラム3 アール・ブリュットとアウトサイダー・アート
コラム4 式場隆三郎と山下清
コラム5 首藤定の美術品蒐集

Q 絵画療法と芸術療法は同じ意味でしょうか?
Q 絵画療法の誘いに乗らないときはどうしたらよいでしょうか?
Q 色鉛筆や絵具は何色を揃えたらよいでしょうか?
Q 作品の見本は示したほうがよいでしょうか?
Q 絵画療法と美術教育の違いは何ですか?
Q 絵画療法で絵は教えてはいけないのでしょうか?
Q 作品はどのように扱ったらよいでしょうか?
Q 絵は何歳から鑑賞できますか?障害があっても鑑賞できますか?