多職種でひらく次世代のこころのケア

 日本精神神経学会 多職種協働委員会:編

2020年7月発行 B5判 148頁
定価(本体価格3,500円+税)
9784880027913

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内容の説明

精神科チーム医療を司る精神科医の先生、これから精神科医療に携わろうという方、あるいはなかなか思うように連携が上手に進まない…などさまざまな立場のみなさまにおすすめの書籍。
マネジメントを担う精神科医には、全体を管理する際のポイントや医療機関の規模ごとによるポイントを解説してもらった。一方、各職種のスペシャリストたちからは、自職種の強みと弱み、理解を深めてもらうための事例紹介、自職種をどのように活用してほしいか、他の職種にはどのようにアピールすべきかといった点を中心に、これから本格的に多職種連携に取り組む人々へ向けやさしく伝えてもらっている。
患者さんの支援に向けてあなたを支えてくれる1冊となるはずである。

【掲載職種】
精神科医、看護師、行政保健師、公認心理士・臨床心理士、精神保健福祉士、薬剤師、管理栄養士、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、ケアマネジャー、ピアサポーター

おもな目次

序文

◆第1章 オーバービュー編
1.精神科チーム医療における一考察 -治療計画策定の展開と医師の役割―
2.組織管理者としての専門医に必要な知識
3.管理に知ってほしいこと -精神科多職種チームのマネジメント

◆第2章 プラクティス編
1.看護師①:外来治療とアウトリーチにおける看護師の役割
2.看護師②:看護師の入院治療に役割
3.行政保健師:行政保健師の機能と多職種連携
4.公認心理師・臨床心理士①:心理職の心理検査における役割
5.公認心理師・臨床心理士②:精神科医療における心理職の働き -心理療法・カウンセリングの事例を通してー
6.精神保健福祉士:精神保健福祉士の役割
7.薬剤師:精神科多職種チームにおける病院薬剤師の役割
8.管理栄養士:チームに貢献するために多職種に理解してもらいたい管理栄養士の役割
9.作業療法士:多職種チームにおける作業療法の役割
10.理学療法士:理学療法士の特性や役割
11.言語聴覚士:急性期総合病院における「言語聴覚士」の役割
12.ケアマネジャー:ケアマネジャーからみた多職種とのかかわり
13.ピアサポーター:組織のなかで求められるピアサポーターの役割と特長

◆第3章 それぞれの医療機関編
1.精神科診療所における多職種連携
2.精神科病院臨床と「チーム医療」
3.総合病院における多職種連携

索引