雑学キング 耳・鼻・のど

 宮崎総一郎(中部大学特任教授)・髙橋晴雄(長崎大学名誉教授)・丹生健一 (神戸大学教授):編集

2019年発行 A5判 112頁
定価(本体価格2,500円+税)
9784880028651

内容の説明

耳・鼻・のどの領域のトリビアが満載!「年ごろの娘がオヤジを嫌うわけ、男の涙に女は弱い?、九官鳥はなぜしゃべれるか?、さしつさされつ」など、えっと思い、な〜るほどと思う、そんな知識がいっぱいです。病気の理解や、日々の診察、患者さんへの説明にすぐ生かせる知識や研究へ取り組む姿勢など「な〜るほど納得」の楽しい情報です。これで雑学キングになれるかも?

はじめに

 若いころには,教えられたことを疑いもせず覚えました。患者さんを前にしての指導や耳学問がとても大切でした。三つ子の魂百までのことわざ通り,その記憶は今でも脳裏に焼き付いています。
 この本では,諸先輩や患者さんから学んだ「耳・鼻・のどのトリビア」をまとめました。トリビアとは,本来くだらないことや些細なことを意味していますが,近年ではテレビ番組などの影響により雑学や知識という意味を多く含む言葉として使われるようになっています。
 本書には「年ごろの娘がオヤジを嫌うわけ」,「男の涙に女は弱い?」,「競走馬を早く走らせるための手術法」,「認知症で耳垢が多いわけ」,「九官鳥はなぜしゃべれるか?」,「さしつさされつ」,「マジャンジーの謎」等,おやっと思い,興味をそそられる内容が41編も掲載されています。
 数年前に「睡眠のトリビア」を発刊しましたが,このたびは,髙橋晴雄先生,丹生健一先生と相談して耳・鼻・のどの領域でのトリビアを中心にまとめました。企画に際しては,ご執筆の先生を実際に訪問して,この本の企画や目的について十分ご説明しました。またなるべく平易な言葉で,楽しく読めるように,また参考資料を入れていただくようにお願いしました。
 病気の理解に加え,日々の診察や患者さんへの説明にすぐに活かせる知識,研究へ取り組む姿勢等のトリビアが満載です。医師や看護師,医療スタッフのみならず,介護や医療系の学生さんにもぜひお読みいただければ幸いです。

2019年4月

宮崎総一郎,髙橋 晴雄,丹生 健一

おもな目次

1. 元気なモルモット繁殖法
2. 研究で悩んだら,まず眠ること! 眠りとひらめき
3. 鼻中隔彎曲症手術のトリビア
4. 舞妓さんの帯高は鼻通気と関係?
5. 口腔内異物でびっくり
6. 外耳道異物の対処法
7. 音源の上下はどうしてわかるか
8. 飲酒で顔が赤くなる人は咽頭癌や食道癌になりやすい
9. 表情筋と広頸筋
10. 九官鳥はなぜ喋れるか?
11. 男の涙に女は弱い?
12. ウイルスで咽頭癌?
13. 人はなぜ食べたがるか
14. いみじきかなエビデンス
15. 棚橋汀路博士の嚥下機能回復術考案余話
16. マニュアルは頭の中に
17. 頸髄損傷者の睡眠時無呼吸を通して患者さんから学んだこと
18. さしつさされつ
19. 電子カルテ
20. ギラン・バレー症候群
21. 見守りと観察
22. 必ずあると思ってみる
23. マジャンジーの謎
24. ハイムリック法を巡って
25. 兄弟を診察するときは必ず上の子から
26. 耳垢,臭汗症と乳癌の関係
27. 認知症で耳垢が多いわけ
28. 赤ちゃんのときにはもっていた!世界の言語の音を聞き分ける“万能耳”
29. 年ごろの娘がオヤジを嫌うわけ
30. 「苦い薬は舌先において飲み込む」は本当?
31. 人はフェロモンを発しているのか,フェロモンの効果はあるのか?
32. 二重声って,知ってますか
33. 裏声ってどうなっているの
34. ストロボスコピーで声帯の振動がみえるわけ
35. 犬に気管異物はない?
36. 競走馬を早く走らせるための手術法
37. ゴリラのドラミングは,なぜ胸を叩くのか
38. PTPにミシン目がなくて不便なわけ
39. 双子のいびき
40. 子どもの鼻づまり
41. 若年者の滲出性中耳炎はクラミジア感染を疑う