ゼロからわかる歯科臨床論文を読み解く方法
-Evidence-based dentistryの実践のために-

康永秀生:監修
石丸美穂・大野幸子:著者

2022年発行 A5変型判 160頁
定価(本体価格3,000円+税)
ISBN 9784880029191

紙版(クレジット・コンビニ決済)はコチラ→BASESTORES

内容の説明

歯科の臨床論文を読むのが苦手なあなたへ!
エビデンスの重要性はわかるけど、どう実践してよいかわからない歯科医療者へ!
国内屈指の臨床疫学チームで活躍している歯科臨床研究者が臨床に役立つエビデンスの探し方から教えます。

これからの歯科診療に必要なのはエビデンスを臨床に活かす力。
おなじみのPubMedの使い方から疫学・統計学の基礎知識までこの1冊でカバー。
「エビデンスに基づく歯科診療」(Evidence-based dentistry)へのファーストステップに最適な一冊!

【誰でも論文を診療や研究に役立てられる最短ルートを提供する東大康永研が送る最強シリーズ!】
本書は大好評 『膨大な医学論文から最適な情報に最短でたどり着くテクニック』、
『統計手法のしくみを理解して医学論文を読めるようになる本』、
『肝心要の研究デザインがわかる本』に続いての刊行となります。

おもな目次

第1章 Evidence-based dentistry
1.エビデンスの定義と評価 12
(1)Evidence-based dentistryとは
(2)エビデンス・ピラミッド
(3)GRADEシステム
2.実臨床におけるエビデンスの活用 19
(1)EBM/EBDに対する誤解
(2)エビデンスの患者への適用
(3)EBDの本当の意味
3.エビデンス・プラクティス・ギャップ 22
(1)エビデンス・プラクティス・ギャップとは
(2)歯科におけるエビデンス・プラクティス・ギャップ

第2章 エビデンスの探し方
1.二次情報の利用 28
(1)まずは二次情報から
(2)6Sピラミッド
(3)PE(I)CO
(4)診療ガイドライン
(5)UpToDate
(6)コクランレビュー
2.論文の探し方 46
(1)和文論文検索
(2)PubMed
(3)Google Scholar
(4)ジャーナルの紹介

第3章 研究デザイン
1.バイアス 68
(1)バイアスとは
(2)選択バイアス
(3)情報バイアス
(4)交絡バイアス
2.種々の研究デザイン 74
(1)ランダム化比較試験
(2)コホート研究
(3)症例対照研究
(4)横断研究
(5)記述的観察研究
(6)システマティックレビューとメタアナリシス

第4章 論文の読み方
1.実際の論文を詳細に読む 108
(1)論文の構成(IMRAD)
(2)Introduction
(3)Methods
(4)Results
(5)Discussion
(6)Conclusion
2.論文の批判的吟味 123
(1)論文のチェックリスト
(2)CONSORT
(3)STROBE
(4)利益相反

第5章 統計解析の基礎
1.母集団と標本 128
(1)平均値、中央値
(2)標準偏差と分散
(3)母集団と標本
(4)標準誤差と95%信頼区間
2.検定 138
(1)検定とは
(2)種々の検定
3.回帰分析 144
(1)重回帰
(2)ロジスティック回帰
(3)生存時間分析
4.サンプルサイズ推計 152
(1)効果量
(2)有意水準と検出力の決定

コラム
RCTは何の略?
オープンアクセス
原著論文以外の記事
CausationとAssociation
英文論文は睡眠薬?
査読(peer-review)とは?
おもしろ論文の紹介①:5歳児の1日唾液量
名前がたくさんあるけど同じ??
おもしろ論文の紹介②:管状唾液腺