Modern Physician 24-9 エビデンスに基づく脳卒中リハビリテーション医療 
千野直一、里宇明元 企画編集

2004年発行 B5判 108頁
定価(本体価格2,400円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
急性期~回復期~維持期を通したリハ医療の提供法を記載。
運動障害や排尿障害、言語障害などといった障害種別に解説。
Brain attackや診療ガイドラインの登場といった環境の変化を踏まえた上で、新しいリハのあり方を探ります。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】

□脳卒中リハビリテーション医療
1.脳卒中リハビリテーションの新たな展開(里宇明元ほか)
2.評価の進め方(園田 茂)
3.予後予測の方法(宮越浩一ほか)

□脳卒中各期に対するリハビリテーションの進め方
1.急性期(越智文雄ほか)
2.回復期(赤星和人)
3.維持期(岩崎紀子他)

□脳卒中のおもな障害に対するリハビリテーション
1.運動障害─麻痺(長谷公隆)
2.歩行障害(青柳陽一郎ほか)
3.痙縮(中馬孝容)
4.片麻痺の肩(佐伯 覚ほか)
5.摂食・嚥下障害(馬場 尊)
6.排尿障害(速水 聰ほか)
7.言語障害(橋本圭司ほか)
8.認知障害─半側空間無視を中心に─(瀬田 拓ほか)
9.体力低下(原 行弘)

【連  載】

■診療の秘訣■
カテーテル治療が成功した急性冠症候群、狭心症患者の生活指導(安達 仁)

■私の処方■
高尿酸血症(山本徹也)

■こんなときどうす─日常診療で役立つ、ちょっとしたヒント■
自己血糖測定をしている52歳女性患者。食前、あるいは食後一定時間後に測定した血糖値が、来院し採血して検査室で測定した値とつねに大きく異なる場合の原因と患者への対処法は(大竹千生)
一般内科の外来初診患者に対してしばしば血沈を実施する小生に対して、医学生の息子が「血沈などエビデンスのはっきりしない時代遅れの検査だ」と批判的だが、どのように意見すべきか(西堀眞弘)

■漢方薬の正しい使い方─肝疾患と小柴胡湯シリーズ■
B型慢性肝炎に対する小柴胡湯の使用について(新井誠人ほか)

■名医・診療のエッセンス■40(最終回)
初日の第1号患者(鈴木 信)

■アメリカの医療制度とその現場■1
アメリカ合衆国と日本の大きさと政府の成り立ち(河野圭子)

■脳画像所見の読み方─“脳外傷後の高次脳機能障害”を見逃さないために■6
外傷性基底核損傷(外傷性基底核出血)(益澤秀明ほか)

■心疾患─間違えないためのコツ■14
左室の異常2(澤田 準)

■目でみる膠原病■
ANCA関連血管炎を合併した全身性硬化症の一例(小笠原倫大ほか)
間質性肺炎を伴った全身性硬化症と皮膚筋炎のオーバーラップ症候群の一例(小笠原倫大ほか)