Modern Physician 25-6 管理不良関節リウマチのコントロール 生物学的製剤時代のアプローチ
箕田 清次 企画編集

2005年発行 B5判 126頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
日本の関節リウマチ治療は欧米に比べ5年遅れている!
生物学的製剤の取扱いを中心に、薬物療法や手術療法の実際、難治性合併症や骨粗鬆症への対応など、これからのリウマチ診療の指針を伝授します。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】

□総  論
1.生物学的製剤時代の難治性病態(簑田清次)
2.米国の経験から窺えるこれからのリウマチ治療(PaterY.Shane)

□各  論
●薬物療法からのアプローチ
1.選択的COX-2阻害薬、最近の動向(川合眞一ほか)
2.生物学的製剤時代の抗リウマチ薬:その考え方と使い方(櫻井 正ほか)
3.新しい抗リウマチ薬レフルノミドの有効性と注意点(岩本雅弘)
4.わが国初の生物学的製剤インフリキシマブの有効性と注意点(齋藤和義ほか)
5.インフリキシマブの市販後調査から学んだこと(矢野敏朗ほか)
6.わが国第2の生物学的製剤エタネルセプトの有効性と注意点(吉田俊治)
7.日本発の生物学的製剤トシリズマブの有効性と注意点(中原英子ほか)
8.完全ヒト型化された抗TNFα抗体アダリムマブの有効性と注意点(宮坂信之)
●手術療法からのアプローチ
1.リウマチ内科医への提言(中島敦夫ほか)
2.滑膜切除術の有効性とこれを取り巻く問題点(中村 洋)
3.手の病変に対する手術療法(石川 肇)
4.頸椎病変に対する手術療法(松本守雄ほか)
5.股関節病変に対する手術療法(中村宣雄)
6.膝関節病変に対する手術療法(関矢 仁)
7.足関節病変に対する手術療法(村田紀和)
●難治性合併症へのアプローチ)
1.アミロイドーシス(黒田 毅ほか)
2.関節リウマチの肺病変(平形道人)
●骨粗鬆症へのアプローチ)
1.総論:診断と治療の考え方(宗圓 聰)
2.骨粗鬆症治療薬(ビタミンD3製剤のもつエビデンスとその使い方(細井孝之)
3.骨粗鬆症治療薬(ビタミンK製剤のもつエビデンスとその使い方(田中郁子ほか)
4.骨粗鬆症治療薬(ビスフォスフォネート製剤のもつエビデンスとその使い方(伊藤裕司ほか)
5.骨粗鬆症治療薬(選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)のもつエビデンスとその使い方(板橋 明)
6.骨粗鬆症予防のための食餌療法と日常生活の注意点(廣田孝子ほか)
7.関節リウマチと骨粗鬆症(中山久徳)

【連  載】

■新臨床研修医に対する指導の実際■
case 5 “諭吉の里”中津市民病院レポート(松股 孝)

■アメリカの医療制度とその現場■第10回
州政府の医療政策(前編)(河野圭子)

■心疾患(間違えないためのコツ■Part23
僧帽弁の異常2(澤田 準)