Modern Physician 25-7 胃粘膜下腫瘍 診断と治療の最前線
春間 賢、木下芳一 企画編集

2005年発行 B5判 110頁
定価(本体価格2,800円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
内科、外科、病理の立場から、胃粘膜下腫瘍の取扱いを論じます。
2~5 cmの腫瘍は手術すべきなのか、あるいは経過観察で良いのか? 専門家が激論を交わします。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】

□総  論
1.胃粘膜下腫瘍──X線内視鏡像と鑑別診断のポイント(浜田 勉ほか)
2.胃粘膜下腫瘍のEUSとFNAによる診断(小原勝敏ほか)
3.胃粘膜下腫瘍の外科的治療(大谷吉秀ほか)

コーヒー・ブレイク1 小さな胃粘膜下腫瘍に対する対応(和田朋子ほか)

□各  論
1.胃粘膜下腫瘍の臨床的対応──その変遷、内科の立場から(神谷直樹ほか)
2.胃粘膜下腫瘍の臨床的対応──その変遷、外科の立場から(岩舘 学ほか)
3.胃粘膜下腫瘍の発育速度(垂水研一ほか)
4.胃粘膜下腫瘍の新しい診断法(野澤麻枝ほか)
5.GISTの発生起源・腫瘍化機序(廣田誠一)
6.胃粘膜下腫瘍様形態をした胃癌(益田 浩ほか)
7.胃粘膜下腫瘍にはどのように対応するべきか
  ──内科の立場から(綱田誠司ほか)
  ──病理の立場から(小野祐子ほか)

□トピックス
GISTの原因遺伝子と治療(西村潤一ほか)

コーヒー・ブレイク2 今回のGIFC講演はどのように反映されるか─基本的には胃粘膜下腫瘍を経過観察していた実地臨床の立場から─(西崎 朗)

□その他
GIFC講演質疑応答と総合討論の内容)
あとがき

【連  載】

■新臨床研修医に対する指導の実際■
case 6 福岡県保健所の場合(財津裕一)

■アメリカの医療制度とその現場■第11回
州政府の医療政策(後編)(河野圭子)

■超音波でここまでわかる膵がん診療──スクリーニングから内科治療まで■1
超音波による膵がん高危険群の拾い上げ──膵管拡張と膵嚢胞に注目(田中幸子)