Modern Physician 27-02 呼吸・循環障害のリハビリテーションUpdate 生命予後・生活機能予後改善をもたらす「攻めの医療」
上月正博 企画編集

2007年発行 B5判 160頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
COPDや心筋梗塞など、呼吸・循環障害のリハビリは「とても有効な治療」の一つです。
本特集は呼吸・循環障害リハビリの実施状況、理学療法・運動療法の行い方、包括的リハビリとしての取り組み方やQOLなどへの影響、現状の問題点と普及促進のための工夫などの最新情報についてわかりやすく解説します。

おもな目次▼

【今月のアプローチ】

巻頭言(上月正博)

□呼吸リハビリテーションの最新の動向
1.わが国における呼吸リハビリテーションの現状(植木 純ほか)
2.急性期肺理学療法のUpdate(尾崎孝平ほか)
3.慢性呼吸器疾患の運動生理(吉川貴仁ほか)
4.呼吸リハビリテーションと呼吸機能(黒澤 一)
5.呼吸リハビリテーションにおける運動療法(坪井永保)
6.呼吸リハビリテーションにおけるコンディショニング(塩谷隆信ほか)
7.呼吸リハビリテーションと栄養指導(野村浩一郎)
8.呼吸リハビリテーションにおける作業療法(宮崎博子)
9.呼吸リハビリテーションにおける生活の質(Quality of Life)(桂 秀樹)
10.呼吸リハビリテーションにおける音楽療法(笛木 真ほか)
11.肺移植と呼吸リハビリテーション(森 信芳ほか)
12.地域医療としての呼吸リハビリテーション─呼吸リハの継続システムをどのように作るか─(津田 徹ほか)
13.嚥下と呼吸リハビリテーションUpdate(鈴木康司ほか)

□循環リハビリテーションの最新の動向
1.わが国における急性心筋梗塞症回復期心臓リハビリテーションの実施状況(後藤葉一)
2.冠動脈インターベンション後の二次予防をどのように行うか?(横井宏佳)
3.心臓リハビリテーション:いつからどのように開始するのか?(上嶋健治)
4.心臓リハビリテーション:急性期、回復期、維持期のエビデンスと連携(金沢雅之)
5.心臓リハビリテーション:心機能への影響(野原隆司)
6.心臓リハビリテーション:持続的運動が適する病態、間歇的運動が適する病態(安達 仁)
7.心臓リハビリテーション:通院型リハビリテーションの実際と効果(長山雅俊ほか)
8.心臓リハビリテーション:遠隔医療を利用した在宅プログラムの実際と効果(山田純生ほか)
9.慢性心不全のリハビリテーション(大宮一人)
10.心臓大血管術後のリハビリテーション(大村寛敏ほか)
11.心臓移植前後のリハビリテーション(牧田 茂)
12.高齢者心疾患のリハビリテーション(木庭新治ほか)
13.運動機能障害を有する症例の心臓リハビリテーション(内山 覚)
14.医療経済からみた心臓リハビリテーション(木村 穣)

【連  載】

■診療の秘訣■
一次性頭痛の診断(橋本洋一郎)
腐食性食道・胃炎による狭窄の予測(上條吉人)
成人発症のけいれん発作(宮上光祐)
自傷行為をくりかえす青年期患者の対応(松本俊彦)
実地医家におけるBrugada症候群の簡易診断法(池田隆徳)
B型肝炎の抗ウイルス療法:治療効果と医療費の天秤(持田 智)
発作性高血圧を呈する患者の診断と治療(河野雄平)

■私の処方■
側頭葉てんかん(井上有史)
発作性心房細動の初期薬物治療(杉山裕章)
高齢者の術後せん妄(服部英幸)
ポストポリオ症候群(野寺裕之)

■判例から学ぶ日常診療のクリティカルポイント─外来編─■ケース26、27(日山 亨ほか)

■カンタンにできる脳波判読■第14回(最終回)
まとめ(東間正人)