Modern Physician 28-3 脂質異常症の臨床 ガイドラインの日常診療への応用
朔啓二郎 企画編集

2008年発行 B5判 156頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007』を日常の臨床へ応用するためにはどうしたら良いか?
脂質異常症の診療のポイント,各種病態における脂質管理,生活習慣と脂質異常症,薬物療法のオーバービューを中心に具体的に解説します。

おもな目次▼
【今月のアプローチ】

□巻頭言(朔啓二郎)

□診療のポイント
1.ステートメントとエビデンス(木下 誠)
2.脂質異常症 診断に有用な臨床検査(蔵野 信ほか)
3.原発性高脂血症 診断のポイント(梶波康二ほか)
4.脂質異常症と動脈硬化症 炎症・酸化ストレスの関与(杉山正悟ほか)

□各種病態と脂質管理
1.心疾患の脂質管理(久保田直純ほか)
2.腎疾患の脂質管理(小河原悟)
3.脳卒中の脂質管理(姉川敬裕ほか)
4.糖尿病の脂質管理(根津 潤)
5.高血圧の脂質管理(土橋卓也ほか)
6.メタボリックシンドロームの脂質管理(浦 信行ほか)
7.末梢動脈疾患の脂質管理(川崎大三ほか)
8.高齢者の脂質管理(江草玄士)
9.性差と脂質管理(南雲彩子ほか)

□生活習慣と脂質異常症
1.食生活と脂質異常症(西川武志ほか)
2.喫煙と脂質異常症(飯田真美)
3.運動不足と脂質異常症(堺 孝明ほか)

□脂質異常症の薬物療法オーバービュー
1.ストロングスタチンの有用性(三浦伸一郎ほか)
2.フィブラート、EPAのエビデンス(呉羽布美恵ほか)
3.選択的コレステロール吸収阻害薬の使い方(倉林正彦ほか)
4.多剤併用脂質低下療法について(山下静也)
5.HDL増加薬開発の展望と限界(横山信治)

【連  載】

■診療の秘訣■
どのような場合に肺塞栓症を疑うのか(佐久間聖仁)
リウマチ性多発筋痛症(PMR)の診断の仕方(近藤啓文)
慢性疲労症候群に対する診療(神田享勉)
糖尿病高血圧に潜む副腎疾患(上芝 元)
がん患者に合併するうつ病の診断(清水 研)
Limited typeの強皮症(橋本 隆)
うつ病患者の周囲の人たちへの指導の重要性(高木洲一郎)

■私の処方■
うつ病の不眠に対する薬物療法(亀井雄一)
潜在性真菌症(前崎繁文)
思春期の過敏性腸炎(irritable bowel syndrom:IBS)(平岩幹男)
IFNの少量長期、PegIFN間欠投与法(八橋 弘)

■判例から学ぶ日常診療のクリティカルポイント─入院編■ケース25,26(日山  亨ほか)

■脳神経外科領域における外来漢方■その12
有痛性筋けいれんの漢方治療(宮上光祐)

■サルでもわかるSAS講座─今日から始められる身近な生物統計■第3回
プログラムの流れと各ウィンドウの役割(大橋 渉)