Modern Physician 30-06 Common Problem よくある疾患、見逃しやすい疾患
山本和利 企画編集

2010年発行 B5判 140頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
 一般に診断の過程は、1診断仮説の形成、2診断仮説の修正、3診断のための検査、4原因の推理、5診断の確認、の5つからなると言われており、経験豊富な臨床医は患者から引き出した情報を用い、上述の5つの過程を経て効率よく診断します。
 本特集では、それぞれの愁訴についてCommon CaseとPitfall Caseを提示し、ベテラン医師の論理的な思考過程を追体験できるようになっています。
 各項目の最後には、知識と経験に裏打ちされた教訓をClinical pearl として記載し、日常診療ですぐに役立つ知識が満載の一冊です。
おもな目次▼
【今月のアプローチ】
Common Problem -よくある疾患,見逃しやすい疾患-
巻頭言:(山本和利)
1.貧 血(野田一成他)
2.肥 満(坂根直樹)
3.高血圧(亀谷 学)
4.高血糖(平井愛見子他)
5.咽頭炎(滝本浩平他)
6.慢性咳嗽(小山 弘)
7.めまい(鈴木慎吾他)
8.失 神(日下勝博他)
9.頭 痛(臺野 巧)
10.背部痛(仲田和正)
11.胸 痛(野口善令)
12.腹 痛(北啓一朗)
13.関節痛,筋肉痛(上地英司他)
14.下 痢(園 真廉他)
15.肝機能異常(大西幸代他)
16.浮 腫(渥美宗久他)
17.リンパ節腫脹(酒見英太)
18.高脂血症(小泉順二)
19.体重減少(大西弘高)
20.発 熱(濱口杉大)
21.せん妄(林竜一郎他)
22.認知力低下(今村弥生他)

■診療の秘訣■
2型糖尿病患者にインスリン療法を導入するには(平賀裕之)
月経困難症に潜む生殖器奇形(倉澤剛太郎他)
睡眠時無呼吸症候群患者のCPAP治療継続率を改善するには?(金子泰之)
■私の処方■
咳喘息について(飯田幸生)
骨粗鬆症薬の使い方 骨折を予防するために(石橋英明)
■大阪腹部超音波研究会報告■
ソナゾイド©造影超音波下での肝癌治療(森 敬弘他)
■こんなときに依頼したい! 放射線治療■Case 8(山下英臣)
■診療のエッセンス■  朔 啓二郎他)
■知っていると得する神経画像診断ワンポイント■⑤)
診断しにくい脳卒中:その1 脳動脈解離(豊口裕樹他)