Modern Physician 32-7 Midgut診療の新展開
坂本長逸 企画編集

2012年発行 B5判 112頁
定価(本体価格3,000円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
今日の小腸疾患にかかわる診療進歩について、さまざまな角度からとらえられたMidgut診療の決定版。
 各種内視鏡より得られた小腸診療の進歩等を網羅的に紹介するほか、カプセル内視鏡のFICEシステム、イメージ強調画像やシングルバルーン内視鏡の登場といった最新のモダリティーの進歩についても解説を加えた。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(坂本 長逸)
■小腸総論―症候からのアプローチ(山本 博徳)
■モダリティの進歩
1.モダリティの進歩―カプセル内視鏡の進歩(中村 哲也他)
2.カプセル内視鏡の進歩―FICEシステムの導入(岡 志郎他)
3.カプセル内視鏡の進歩―画像強調能を有するコントラストカプセル内視鏡の導入(相原 弘之他)
4.モダリティの進歩―ダブルバルーン内視鏡の進歩(荒木 昭博)
5.モダリティの進歩―シングルバルーン内視鏡の登場(大塚 和朗他)
■小腸非腫瘍性疾患診療の進歩
1.小腸血管性病変―見つけ方と治療法(矢野 智則)
2.門脈圧亢進症性腸症の内視鏡所見(高橋 陽子他)
3.クローン病診療におけるカプセル内視鏡の有用性―パテンシーカプセルの有用性(渡辺 憲治他)
4.クローン病狭窄病変に対する内視鏡的拡張術の進歩(平井 郁仁他)
5.NSAIDs小腸潰瘍の診断と治療(山田 英司他)
6.非特異性多発性小腸潰瘍症(松本 主之)
7.全身疾患で認められる小腸潰瘍(別府 孝浩他)
■小腸腫瘍性疾患診療の進歩
1.Vater乳頭部腫瘍診療の新展開(糸井 隆夫他)
2.内視鏡を用いた小腸腫瘍の診断―overview(三井 啓吾他)
3.小腸悪性リンパ腫の診断と治療(中村昌太郎他)
4.Peutz-Jeghers症候群の診療戦略(大宮 直木他)
5.小腸癌―症状,診断から治療まで(山田 篤生他)
6.小腸GIST―症状,診断から治療まで(松田 知己)
■GIFCシンポジウム「Midgut診療の新展開」

■診療の秘訣■
FDG-PETで陰性になりやすい癌(御前 隆)
両側四肢にpitting edemaをきたした患者の鑑別診断(奥村 利勝)
不安定バセドウ病に対するblock and replacement療法(廣松 雄治)
■私の処方■
片頭痛とうつが併存する慢性連日性頭痛(永関 慶重)
利尿薬を見直す(瀬田 公一)
本態性振戦の薬物治療(玉川 聡)
■診療のエッセンス(朔 啓二郎他)
■診断推論トレーニング■
CASE 3 体重減少(上田 剛士他)