Modern Physician 33-5特大号 神経内科検査のみかた
-脳のイメージングを中心に
服部信孝 企画編集

2013年発行 B5判 170頁
定価(本体価格5,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
 神経疾患において早期治療の介入には、正確な診断が必須である。そのため単に臨床症状だけでなくあらゆる視点でアプローチし、正確な診断を下すことが必要である。本特集では神経内科領域に必要な検査に焦点をあて、神経学的診察と併せて、精度の高い診断と治療選択に必要な情報源を示す。また神経学のトピックスを取り上げ、最新の進歩についても解説した。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(服部 信孝)
□どんなイメージがあるの?
1.CT(堀 正明他)
2.MRI(大塚千久美)
3.血管造影検査(山城 一雄)
4.脳血流SPECT 123I-IMP(本井ゆみ子)
5.DAT-SPECT(高梨 雅史)
6.18FDG-PET(大泉 英樹他)
7.62Cu-ATSM PET(井川 正道他)
8.経頭蓋超音波検査(井澤眞沙江他)
9.MIBG(織茂 智之)
10.消化器系の検査・泌尿器の検査(榊原 隆次他)
11.心理検査(内山由美子)
12.脳波(金井 数明)
13.神経生理(鏡原 康裕)
14.髄液検査とタップテスト(神戸 泰紀)
15.神経疾患と抗体(横山 和正)
16.経食道心臓超音波検査(仙石 錬平他)
17.遺伝性疾患の遺伝子検査(佐竹 渉)
18.嗅覚検査(飯島 睦)
19.経頭蓋磁気刺激(堤 涼介他)
20.歩行検査(内海 裕也他)
21.神経生検・筋生検(平澤 恵理他)
22.脳虚血負荷テスト(西岡 健弥)
23.点眼テスト,皮膚機能試験(波田野 琢)
24.神経耳科学的検査(今井 壽正)
□神経内科のトピックス
1.多発性硬化症とNMOの違い(三須 建郎他)
2.筋萎縮性側索硬化症の最新のトピックス FUS/TLS遺伝子異常に伴うALS(青木 正志)
3.神経疾患の在宅医療のあり方(石垣 泰則)
4.抗認知症薬の使い方(下濱 俊)
5.抗パーキンソン病薬の徐放製剤の今後(熊谷 智昭他)
6.新しい抗てんかん薬の使い方(金井 数明)
7.新しい経口抗凝固薬の使い方(田中 亮太)
8.神経系のiPS technologyの今後の展望(赤松 和土)
□診療の秘訣
腰部脊柱管狭窄の診療(渡邉 和之他)
骨粗鬆症性椎体骨折の診療における注意点(鈴木 亨暢)
骨粗鬆症性椎体骨折―腰椎骨折は胸椎骨折よりも要注意―(宮腰 尚久)
初発脳梗塞患者に対する再発予防
~脂質異常症管理でLDLコレステロールをどこまで下げるか?~(伊賀瀬道也)
□私の処方
アナフィラキシーとエピネフリン(吉澤 大)
クループ症候群の小児患者に対するステロイド剤投与(鶴和 美穂)
成人における感染性胃腸炎(寺坂 勇亮)
腎症を合併した2型糖尿病の血糖管理(松木 道裕)
緑内障・重症筋無力症(市村 篤)
側頭葉てんかん(藤原 建樹)
緩和ケアの焦燥(八田耕太郎)