Modern Physician 34-5特大号 消化器内視鏡治療の最前線
坂本長逸 企画編集

2014年発行 B5判 184頁
定価(本体価格5,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
今、目覚ましい進歩をとげる消化器内視鏡治療とは?
胃、胆道・膵臓、小腸、大腸などそれぞれの部位別に、各分野のエキスパートが集結。食道疾患内視鏡治療オーバービューをはじめとし、今もっとも新しい消化器内視鏡治療から抗血栓薬の取り扱いまでを克明にレポートした。画像や治療のアルゴリズムも多く、最新で実践的なテキストの決定版。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(坂本 長逸)
■食道疾患内視鏡治療の最前線
1.食道疾患内視鏡治療オーバービュー(幕内 博康)
2.食道表在癌内視鏡治療の進歩(森主 達夫他)
3.バレット腺癌の診断と治療(天野 祐二他)
4.食道癌内視鏡治療―その先に必要なもの(武藤 学)
5.食道アカラシア内視鏡拡張術(田中由理子他)
6.食道アカラシアに対する内視鏡的筋層切開術(鬼丸 学他)
7.食道静脈瘤治療の進歩(中村 真一他)
■胃疾患内視鏡治療の最前線
1.胃疾患内視鏡治療オーバービュー(上西 紀夫)
2.早期胃癌診断学の到達点(八尾 建史他)
3.早期胃癌に対する内視鏡治療(後藤田卓志)
4.難治例に対する胃ESD(藤本 愛他)
5.内視鏡的胃全層切除術の適応と限界(阿部 展次他)
6.ESD偶発症に対する対策(森 源喜他)
7.ESDによる一括切除と局所再発(岸田 圭弘他)
8.胃粘膜下腫瘍に対するLECSの応用と進化(平澤 俊明他)
9.上部消化管出血に対する止血術の進歩(田辺 聡他)
■胆道・膵臓疾患に対する内視鏡治療の最前線
1.胆膵疾患内視鏡治療オーバービュー(高山 敬子他)
2.EUSガイド下胆道ドレナージ(糸井 隆夫他)
3.総胆管結石に対する内視鏡治療―乳頭切開術/乳頭バルーン拡張術の到達点と課題―(秋山 大他)
4.EUS-FNAを用いた悪性胆膵疾患診断・治療の進歩(安田 一朗他)
5.Vater乳頭部腫瘍に対する内視鏡治療の試み(原 和生他)
■小腸疾患内視鏡治療の最前線
1.小腸疾患内視鏡治療オーバービュー(別府 孝浩他)
2.小腸腫瘍に対するバルーン内視鏡を用いた治療の進歩(林 芳和他)
3.小腸狭窄に対するバルーン内視鏡拡張術(二宮 風夫他)
4.小腸出血の診断と内視鏡治療(坂本 博次他)
■大腸内視鏡治療の最前線
1.治療のための大腸腫瘍診断学オーバービュー(工藤 進英他)
2.大腸内視鏡の標準的治療としてのEMR(山野 泰穂)
3.ESDを選択すべき大腸腫瘍(山田 真善他)
4.SSA/Pの診断学と内視鏡治療の選択(樫田 博史)
5.大腸T1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応と限界(田中 信治他)
6.SM浸潤癌に対する内視鏡治療-病理医による問題提起(岡本 陽祐他)
■内視鏡治療と抗血栓薬
1.内視鏡治療と抗血栓薬の取り扱いオーバービュー(岩切 龍一他)
2.抗血小板薬服用時の消化管出血に対する内視鏡的止血と止血後服薬への対応(笹井 貴子他)
3.抗血小板薬服用時の内視鏡検査/生検とガイドライン―現状と課題―(加藤 元嗣他)
4.出血高危険度の内視鏡治療とガイドライン―現状と課題―(小野 敏嗣他)

■私の処方■
酒さ(松村 由美)
粘膜病変に対する免疫抑制剤の使い方(山本 俊幸)
2014年の慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療(寺本 信嗣)
「軽いうつ病」や「うつ病もどき」に加味帰脾湯(137)(新見 正則)
■診療の秘訣■
がん患者を親に持つ子どもたち(小澤 美和)
希死念慮を有する患者への対応(山本 賢司)
抗がん剤投与に伴うせん妄(下川 美穂)
夜間頻尿の治療(山西 友典)
小児の繰り返す発熱 特にPFAPA症候群について(稲毛 康司)
閉経後患者に対する脂質コントロール ~どの段階で治療を開始するか~(伊賀瀬道也)
医療関係者でみられる職業性気道アレルギー(永田 真)
夜間頻尿(後藤 百万)
無酸素脳症の予後予測(松本 英之)
がん患者の悪心・嘔吐(中西 京子)