Modern Physician 34-7
脳卒中リハビリテーション ―新たなる治療戦略
江藤文夫 企画編集

2014年発行 B5判 124頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
 急性期からのリハビリテーションの取り組みが求められる脳卒中治療の分野。チーム医療の視点から今、プライマリケア医の関与がもっとも必要とされている。脳卒中ユニットの現況をはじめ、急性期の疾患管理、合併症の管理、最先端脳科学を反映した機能訓練の試みや社会参加支援の取り組みまでを第一線の執筆陣が解説した。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(江藤 文夫)
■急性期からの治療管理とリハビリテーション
1.脳卒中ユニットにおけるリハビリテーション(正木 瑶子他)
2.rt-PA治療の現況と早期離床基準(苧坂 直博他)
3.心房細動に伴う脳塞栓症の管理と再発予防(中村 麻子他)
4.急性期からの栄養管理とリハビリテーション(若林 秀隆)
■合併症の管理とリハビリテーション
1.嚥下障害のリハビリテーション(西 将則他)
2.脳卒中患者における排尿障害の評価とリハビリテーション(仙石 淳他)
3.脳卒中患者の肩関節痛の治療と管理
  急性期から回復期における肩手症候群を含む肩関節痛の治療と管理について(岩田 学)
4.上肢痙縮に対するボツリヌス療法(中馬 孝容)
5.下肢痙縮に対するボツリヌス療法(加賀谷 斉)
6.脳血管障害患者の睡眠障害(松浦 大輔他)
7.脳卒中患者のこころのサポート 苦悩,落胆,希死念慮と障害の受容(岡本五十雄)
■機能回復への新しい取り組み(上肢,下肢,認知)
1.経頭蓋磁気刺激の適応と効果(持尾健二郎他)
2.エビデンスレベルの高い脳卒中発症後上肢機能障害に対するCI療法(足立 清香他)
3.HANDS療法BMIを用いた上肢訓練の効果(藤原 俊之)
4.急性期脳卒中患者に対する早期装具療法(中村 健他)
5.ロボットスーツによる歩行訓練(江口 清)
6.半側空間無視のリハビリテーション(太田 久晶他)
7.失語症のリハビリテーション(深津 玲子他)
8.神経回復における音楽の意義(佐藤 正之)
■慢性期のリハビリテーション―回復期から生活支援まで
1.脳卒中患者の復職支援(橘 智弘他)
2.回復期自宅退院後のリハビリテーションのかかわり(山鹿眞紀夫他)
3.脳卒中患者の自動車運転再開(武原 格)

■私の処方■
片頭痛発作―トリプタンとNSAIDsの使い分け・組み合わせ(土井 光)
メトロニダゾールを使いこなす(倉井 華子)
めまい(山根 清美)
■診療の秘訣■
「麻薬不安」を持つがん患者への内服説明のコツ(山代亜紀子他)
過活動膀胱(関 成人)
急性喉頭蓋炎の診方(黒野 祐一)
■診療のエッセンス(朔 啓二郎他)
■発作を巡る課題Beyond Seizures & Epilepsy■
第6回 てんかん診療実践を巡る課題~その3:現実課題としての包括医療(岩佐 博人)
■診断脳を活性化! 画像deクイズ(梶田 和男)