Modern Physician 35-6 間質性肺炎の臨床 up-to-date
巽 浩一郎 企画編集

2015年発行 B5判 134頁
定価(本体価格3,000円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
複雑な臨床病態を示す間質性肺炎(IP)に、専門家はどう対応しているのか? 本特集ではIP診断の決め手や鑑別のコツを、最前線で活躍する執筆陣が各種検査項目ごとに詳細に解説している。さらに、特発性間質性肺炎の中でも予後不良で臨床家を悩ませる特発性肺線維症に的を絞り、その治療の基本を示した!
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(巽 浩一郎)
■診断―びまん性肺疾患一般について―
1.問診はどうとるべきでしょうか?(渡辺 憲太朗)
2.身体所見はどこに注目してとるべきでしょうか?(桑原 直太他)
3.胸部単純X線はどのように読影すればよいでしょうか?(鈴木 勉)
4.胸部CTはどのように読影すればよいでしょうか?(佐々木 信一)
5.血液検査はどの項目に注目して行うべきでしょうか?(横山 彰仁)
6.呼吸機能検査はどのように解釈すべきでしょうか?(齋藤 雅俊他)
7.動脈血ガス分析結果はどのように解釈すべきでしょうか?(桑平 一郎)
8.気管支肺胞洗浄検査はどのように解釈すべきでしょうか?(石田 学他)
9.病理学的検査はどのようなときに施行すべきでしょうか?(海老名 雅仁)
10.鑑別診断はどのように進めるべきでしょうか?(城戸 貴志他)
11.どのような合併症に気をつけるべきでしょうか?(高橋 典明)
■特発性肺線維症
1.特発性間質性肺炎の定義とその根拠を教えてください(柏田 建他)
2.特発性肺線維症の診断について教えてください(太田 洋充他)
3.特発性肺線維症の重症度はどのように規定すべきでしょうか?(小倉 高志)
4.特発性肺線維症は経過観察してもよいこともありますか?(小林 哲他)
5.特発性肺線維症の薬物治療はどう進めるべきでしょうか?(杉野 圭史)
6.薬物治療におけるピルフェニドンの位置づけとは?(津島 健司)
7.薬物治療におけるニンテダニブの位置づけとは?(谷口 博之)
8.薬物療法におけるNACの位置づけとは?(桑野 和善他)
9.薬物治療におけるステロイドの位置づけとは?(西岡 安彦)
10.薬物治療における免疫抑制薬の位置づけとは?(木村 元宏他)
11.特発性肺線維症の呼吸リハビリテーションとは?(稲垣 武他)
■特発性肺線維症以外の間質性肺炎
1.膠原病合併間質性肺炎と特発性肺線維症の関係とは?(大塚 満雄他)
2.過敏性肺炎と特発性肺線維症の関係とは?(稲瀬 直彦)
3.サルコイドーシスにおける肺病変と特発性肺線維症の関係とは?(山田 嘉仁)
4.職業性間質性肺炎と特発性間質性肺炎との関係とは?(田口 善夫)
5.薬剤性肺障害と特発性肺線維症の関係とは?(須原 宏造他)

■私の処方■
双極性障害(鈴木 映二)
咽喉頭異常感覚症(平澤 俊明)
化学療法誘発性末梢神経障害による痛み(神経障害性疼痛)(住谷 昌彦)
■診療の秘訣■
忘れてはならない死の病「狂犬病」(倉井 華子)
群発頭痛の診断について(山根 清美)
頭痛のトリアージ(西郷 和真)
■新連載 実践NEURO 脳卒中集中リハ・レポート!
REPORT1 NEUROの考え方~TMSとリハとの併用療法(角田 亘他)
■臨床論文を適正にみる,考える
第2回臨床研究の読み方をトレーニングする(桑島 巖)
■診療のエッセンス■(朔 啓二郎他)
■不連続な時間~心筋梗塞後を生きるある精神科医のつぶやき
第3回「命がけのダルマさんが転んだ」(芦澤 健)