Modern Physician 35-8 不定愁訴臨床を極める!
太田大介 企画編集

2015年発行 B5判 98頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
不定愁訴患者は繰り返し身体的苦痛を訴えるため、多くの臨床家はその治療に頭を悩ませる。未だ不定愁訴診療にはスタンダードと呼べるものがなく、各医師が工夫しながら診療にあたっているのが現状である。本特集では、不定愁訴の捉え方から各科のスペシャリストによる不定愁訴診療の実際まで、さらに国際的な動きも含めて解説されている。日々不定愁訴治療に携わる臨床家のための一冊!
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(太田 大介)
■不定愁訴をみる前に知っておきたいこと
1.不定愁訴とはどんな病気なのか?(臼井 幸治)
2.不定愁訴はなぜ起きるのか?(小川 隆一)
■不定愁訴臨床を極める!
1.内科でよくみる不定愁訴について(望月 宏樹)
2.知っておきたい皮膚の不定愁訴(衛藤 光)
3.女性特有の不定愁訴はあるのか?(袖本 武男)
4.耳鼻科でもみられる不定愁訴!(犬飼 賢也)
5.歯科領域では不定愁訴をこうみる(吉川 達也 他)
6.小児・思春期の不定愁訴をみるコツ(小澤 美和)
7.老年期の不定愁訴はココをみる!(山田 宇以)
■スペシャリストに聞きたい不定愁訴の疑問
1.不定愁訴の治療をどう考えるか?(太田 大介)
2.不定愁訴において鑑別すべき精神科疾患(落合 尚美)
3.プライマリ・ケアでの不定愁訴対応とは?(穂坂 路男)
4.不定愁訴の薬物療法について(齊藤 聖)
5.不定愁訴に対する漢方治療とは?(津田篤太郎)
6.不定愁訴の精神療法(寺田 浩 他)
7.海外での不定愁訴診療の現状とは?(岡田 宏基)

■私の処方■
脊椎疾患による神経根性疼痛(二階堂琢也 他)
脱毛症(吉岡 保)
便通異常の一般的なコントロール(工藤 進英)
■診療の秘訣■
群発頭痛の問診のポイント(藤木 直人)
PPI抵抗性GERD(眞部 紀明)
片頭痛診療における問診の留意点(古和 久典)
■実践NEURO 脳卒中集中リハ・レポート!
REPORT 3 典型的なNEURO-15治療(原 貴敏 他)
■臨床論文を適正にみる,考える
第4回“SPIN”見抜けて一人前(桑島 巖)
■診療のエッセンス■(朔 啓二郎 他)
■不連続な時間~心筋梗塞後を生きるある精神科医のつぶやき
第5回「スイートクローバーに感謝」(芦澤 健)