Modern Physician 36-6
知っておきたい救急薬の使い方

木下 浩作 企画編集

2016年発行 B5判 104頁
定価(本体価格2,800円+税)
内科系総合雑誌

内容の説明

専門医不在でも救急対応できる!
救急外来に携わるすべての臨床医のために、救急薬の「いろは」を症候別・緊急度別にわかりやすく解説した。救急医療のABCDアプローチに使用する医薬品を中心に、専門性の高い救急患者への救急薬の使い方や小児の救急薬など幅広い項目を収載している。常備すべき薬剤、用法用量についてはもちろん、取り違いを防ぐための管理方法もアドバイス!

おもな目次

【今月のアプローチ】

■巻頭言(木下 浩作)
■患者急変時の救急薬
1.救急カートに入れておくべき救急薬(小山 薫)
2.緊急気管挿管・心停止・ACLSなどで用いる救急薬(武田 聡他)
■バイタルサイン(ABCD)異常に対する救急薬
1.気道(A)の異常時の救急薬(細川 麻衣子他)
2.呼吸(B)の異常時の救急薬(鶴田 良介)
3.循環(C)の異常時の救急薬:循環不全・心不全(塩野入 有希他)
4.循環(C)の異常時の救急薬:不整脈・心筋梗塞(東北 翔太他)
5.循環(C)の異常時の救急薬:ショック状態など(諸江 雄太他)
6.意識(D)の異常時の救急薬(澤村 淳)
■意識障害の確定診断後の救急薬
1.脳卒中に対する救急薬(重森 裕他)
2.けいれん・てんかん発作などに対する救急薬(小畑 仁司)
■救急で遭遇する病態とその救急薬
1.感染症の救急薬:呼吸器・中枢神経・腎尿路(鈴木 清澄他)
2.感染症の救急薬:軟部組織・敗血症
―初期治療で用いる輸液・救急薬について―(桑名 司他)
3.急性腹症の救急薬(諸江 雄太他)
4.急性中毒の救急薬(千葉 宣孝)
5.内分泌代謝疾患の救急薬(海老原 貴之他)
■小児の救急薬
1.小児のバイタルサイン異常時の救急薬(長井 勇樹他)
2.小児の発熱・腹痛・意識障害に対する救急薬(多賀谷 貴史)
3.小児のけいれん・てんかん発作などに対する救急薬(天笠 俊介)
■専門医不在時の救急薬と処方薬
1.各専門診療科の病態に対する救急薬:目,耳,皮膚疾患など(三村 誠二)

■私の処方■
肥満の2型糖尿病(宮崎 滋)
運動療法では達成困難な目標を設定しない(石井好二郎)
1型糖尿病でのインスリン治療(松久 宗英)
腎機能障害を有する結核患者(佐々木結花)
■診療の秘訣■
BPSDにおける抗認知症薬の使い方(伊藤 敬雄)
持続する下痢の鑑別―薬剤性を中心に(坂本 博次)
腰痛と脊柱変形(竹下 克志)
不定愁訴を訴える患者への対応(宮地 伸吾)
■診療のエッセンス■(朔 啓二郎他)

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