Modern Physician 36-12
多彩なヘルペスウイルス感染症
―その診断と治療 up to dateとして―

岡部 信彦 企画編集

2016年発行 B5判 84頁
定価(本体価格2,500円+税)
内科系総合雑誌

内容の説明

ほとんどの人に感染し、臨床現場でも日常的に遭遇するヘルペスウイルス感染症。重篤な状況となったとき、臨床医はどのように対処すべきだろうか。多くの診療科がかかわる多彩なヘルペスウイルス感染症について、診断・治療・メカニズムなどの最新情報を盛り込み、詳しく紹介した。さらに、皮膚科、眼科、小児科、産婦人科、泌尿器科など、各科各領域の専門家からの診療ポイントのアドバイスも必読である。

おもな目次

【今月のアプローチ】

■巻頭言(岡部 信彦)
■ヘルペスウイルスとは?
1.ヘルペスウイルスの病態と自然史(山田 雅夫)
2.感染症発生動向調査にみる性器ヘルペスウイルス感染症(有馬 雄三他)
3.ヘルペスウイルス感染症のウイルス学的診断(木村 宏)
4.ヘルペスウイルス感染症の治療薬(白木 公康他)
■ヘルペスウイルス感染症の診断と治療
1.内科領域のヘルペスウイルス感染症(石原 正樹他)
2.皮膚科領域のヘルペスウイルス感染症(本田まりこ)
3.眼科領域のヘルペスウイルス感染症(小泉 範子)
4.耳鼻咽喉科領域のヘルペスウイルス感染症(土井 勝美)
5.小児科・新生児科領域のヘルペスウイルス感染症(吉川 哲史)
6.産婦人科領域のヘルペスウイルス感染症~性器ヘルペス~(蝦名 康彦他)
7.泌尿器科領域のヘルペスウイルス感染症(出口 隆他)
■トピックス
疲労とヘルペスウイルス(近藤 一博)

■私の処方■
便秘(特に慢性機能性便秘)(中川 義仁)
呼吸困難感(穂坂 路男)
膵外分泌機能不全に対する酵素補充療法(濱田 晋他)
甲状腺全摘術後の低カルシウム血症に対する補充療法とその減量(長濵 充二)
■診療の秘訣■
皮膚病変から血管炎をみつける(川上 民裕)
抗血栓薬の出血に及ぼす影響(由雄 敏之)
■診療のエッセンス■(朔 啓二郎他)

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