安保雅博(東京慈恵会医科大学 リハビリテーション医学講座 主任教授):監修
中山恭秀(東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座 准教授):編集
田口健介(東京慈恵会医科大学附属柏病院リハビリテーション科):著
大熊 諒(東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科):著
坂本大悟(東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科):著
東京慈恵会医科大学附属病院リハビリテーション科がおくる
脳卒中後上肢麻痺に対する世界基準の評価法
「Action Research Arm Test(ARAT)」のマニュアル決定版!
この1冊で実施方法から活用方法まで完全網羅
評価だけにとどまらず、
患者のADL・QOLの向上を本気で目指すための知識を紹介
本書のポイント
・ARATの詳しい検査方法、採点方法がわかる
・FMAをはじめとした、他の上肢機能評価との関係性や使い分けがわかる
・評価のカットオフ値を掲載
・検査の結果から導く目標設定、訓練設定、予後予測を解説
第1章 上肢機能評価とARAT の関係性
01 上肢機能評価とARAT の関係性 8
第2章 ARAT による上肢機能評価の実際
01 ARAT とは 18
第3章 テストの実施方法
01 サブテストA:Grasp(つかみ) 26
02 サブテストB :Grip(握り) 30
03 サブテストC:Pinch(つまみ) 38
04 サブテストD:Grossmovement(粗大運動) 38
第4章 ARAT から得られた結果を臨床へ
01 上肢運動麻痺の重症度 42
02 ARAT の予後予測 45
03 治療での活用アイデア 54
04 リハビリテーション治療の効果判定 58
第5章 ARAT 理解度チェック 64
COLUMN
何より大切な作業療法士の視点 16
ARAT の得点とともに患者の手指運動を記述して練習計画に用いよう 29
リハビリテーション療法士の卒後教育制度~慈恵医大レジデント制度~ 37
巻末付録
JASMID-S の全下位項目の予測モデルよって算出された予測確率一覧 78
評価用紙(サンプル) 80
索引 82