言語聴覚士が行う口腔ケア 食べる・話す・生きるを支えるために

日本口腔ケア学会言語聴覚士部会:編集
牧野日和(愛知学院大学健康科学部健康科学科教授):編集代表
夏目長門(愛知学院大学歯学部附属病院言語・口腔機能発達外来部門口腔ケア外来部門科長):編集代表

2025年発行 B5判 160頁
定価(本体価格4,000円+税)消費税10%込(4,400円)
ISBN 9784880021331

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内容の説明

生活ケアとしての「口腔ケア」を超えた
STだからこそできる「口腔ケア」について
いま知っておくべき知識・評価・手技・対応までを
コンパクトにまとめた言語聴覚士のための口腔ケアの決定版テキスト。

摂食嚥下障害/意識障害/認知機能低下
口腔過敏・開口障害/義歯装着/低栄養など

本書から現場で悩む症例へのヒントを見つけてほしい。

おもな目次

言語聴覚士が口腔ケアを行うことの重要性について 3

1章 口腔ケアの効果 10

2章 STと口腔ケア 16

3章 口腔ケアの基礎知識 21
細菌学 21
口腔ケアの評価 26
口腔ケアの手技 34
摂食嚥下評価 40
発声発語評価 47
高次脳機能評価 52
口腔ケアで使用する道具 58

4章 STに求められている口腔ケア 63
摂食嚥下障害患者への対応 63
意識障害,気管切開カニューレ装用の患者への対応 71
認知機能低下の患者への対応 77
歯の欠損,義歯装着患者への対応 83
誤嚥性肺炎を予防するために 93
脳性麻痺患者への対応 104
全身問題を有する患者への対応 110
口腔過敏,開口障害 121
口腔ケアに消極的な患者への対応 125
看取り期,家族対応 129
低栄養への対応 133

5章 ケーススタディ
急性期病院 139
回復期病院 143
介護老人保健施設 147
地域(在宅) 151

索引 156