精神科薬物療法グッドプラクティス ―ワンランク上の処方をめざして―
日本精神神経学会 精神科薬物療法研修特別委員会:編集 
2015年発行 B6変型判 140頁
定価(本体価格3,300円+税)
ISBN9784880021898

その他執筆者など▼
内容の説明▼

精神科薬物療法における処方実態を紹介し、多剤併用の問題点、安全な減剤減量方法、非薬物療法の工夫等わかりやすく解説。適切な処方を行うためのポイントを網羅した必読書。

 本書は、日本精神神経学会 精神科薬物療法研修特別委員会による精神薬理学のテキストである。eラーニングを受講した会員からの熱望に応える形で、各分野のエキスパートが執筆に協力し、本企画が実現した。
 コンパクトながら、向精神薬の多剤併用を作らないための非薬物療法上の工夫、多剤併用する際に発生し得るリスク、多剤併用の状態から安全に減薬するための方法などに絞って精神疾患の治療をわかりやすく解説した充実のハンドブックである。精神科以外の医師にも、睡眠薬や抗うつ薬を処方する際の手引きとして広く活用できる内容となっている。

おもな目次▼

総論 精神科医療における薬物療法
 薬物依存について
 薬物相互作用
各論 薬物の特徴と使用上の注意点
 抗不安薬
 睡眠薬
 抗うつ薬
 抗精神病薬