肥満症教室 生活習慣病克服のために
宮崎 滋 著
2002年発行 A5判 156頁
定価3465円(本体3300円+消費税5%)
ISBN9784880024530
内容の説明▼
肥満者の増加とともに糖尿病、高脂血症などの合併症が増加し、新しい問題となってきている生活習慣病である。
生活習慣病のなかでも食事や運動に関連して起こる糖尿病、高脂血症、高血圧などはすべて肥満と深い関係にあるどころか、肥満がその原因であることを示す事実が明らかにとなった。肥満の予防、改善はこれらの合併症を予防するだけでなく、治療にもつながる。そう遠くない将来、癌は医学の進歩により制圧されると予想されるが、肥満症はどうだろうか。肥満、肥満症を扱う肥満学は20世紀末に生まれ、21世紀に歩み始めたといってよい。
本書は最新の知見に基づきわかりやすく解説されており、著者オリジナル診療法も必見。
おもな目次▼
第1章 肥満と肥満症
第2章 肥満とは
第3章 肥満症の診断
第4章 合併症
第5章 小児肥満
第6章 女性の肥満
第7章 高齢者の肥満
第8章 治療
第9章 外科手術
第10章 予防
付録 宮崎滋の肥満症教室