
開業医の先生向けにどうしたら外来が繁盛して楽しくなるのか、医療ビジネスの考え方、これからの10年をどのように乗り越えていったらよいのか、繁盛する外来の具体的実践方法、ご自分の専門に漢方をプラスしてワンランク上の診療をめざします。読む人に「ひらめき」を与えてくれるヒントがちりばめられています。
はじめに
最近は、若い人に講演で、または授業で、そして個人的にも、3つの職業または特技を持つように勧めています。約30年前にインターネットが始まって、Googleの創業が約20年前で、iPhoneの登場が12年前です。この10年間の世の中の進歩は凄まじく、また以前ではまったく想像ができないスピードです。そんな世の中では5年先が不透明で、少なくとも10年先はまったく読めません。20歳前後までにひとつの職業を決めて、それに打ち込んで定年までの数十年をその技術で過ごして、その後はノンビリと隠居するという3段階の人生設計ですむ時代は終了です。同じ職業を生涯続けられる人は激減すると思っています。また、年金に多大な期待を持つことはできず、一方で健康寿命が伸びるなか、死ぬまで働くことを強制される人、あるいは働くことがボケ防止や生きる楽しみにつなげられる人もでてくるでしょう。新見正則
これからの10年をどう生き抜くか? 新見正則
この10年を思う
モダン・カンポウ、和漢、そして現代中医学
モダン・カンポウを併用すれば必ず儲かる!
蘇州で出会った若きビジネスマン達と
ブルーオーシャンとROI
TTPとTTPS
LTVと坂﨑先生
キャズムとAIDMA
ビジネスモデルとマネタイズ
大人気の秘密 坂﨑弘美
はじめに
開業のきっかけ
開業する場所
開業資金
負けてもらう
保険請求にも興味を持って
面倒なのはお金の管理
法人化のすすめ
ただ忙しすぎる日々
漢方との出会い
漢方にはまる
私に漢方
スタッフにも漢方
スピードが命
漢方薬の飲ませ方の大切さ
繁盛耳鼻科の先生
どこも悪くない
風邪には漢方薬が一番
体質改善
気になった患者さんが来院されないとき
受験生の風邪予防にも漢方薬
ちょっとした症状こそ漢方薬
専門外にも漢方薬
口コミ
ママにも漢方薬
補中益気湯
漢方薬はレセプト病名が必要
望 聞 問 切
ブログでの発信
どこに行ったら?
決断
時間管理
少子化?
小児科医の楽しみ
開業医も勉強が必要
漢方薬を使うと儲かる?
ワンランク上のクリニック診療の秘密 千福貞博
はじめに
「大丈夫です。様子をみましょう!」は漢方薬を使うチャンス
「点滴をしたら元気になりそう」は「人参」
補中益気湯か、十全大補湯か?
味証
本当の十全大補湯
ついでに、生姜と乾姜について
原典を読むべきか?
鈴木さんの家問題
「気剤は軽く使え、血剤は重ねて使え」(前編)
「気剤は軽く使え、血剤は重ねて使え」(後編)
「気剤は軽く使え、血剤は重ねて使え」(おまけ)
換骨奪胎
胖大舌は「気虚」か「水毒」か
日本漢方とヘーゲルの弁証法
吉益東洞は科学者(1)薬徴
吉益東洞は科学者(2)類聚方
傷寒論をどう読むか?
八網弁証
集合図で考える