単に上手な講演・プレゼンをするだけではなく、「聴かせてもらってよかった!」と思われるにはどうすればよいのか?
新見正則、千福貞博、坂﨑弘美という漢方セミナーで人気の高い3名にその極意を惜しみなく伝授してもらった1冊です。
どのような準備をし、何を考え、どう実践するのか。そして聴衆にも伝わりやすいスライドの作り方とは?
本書でそのポイントをつかみ、学会発表や講演会、院内プレゼンの場でぜひ活かしてみてください!
推薦の言葉
相手に興味をもってもらうように話すことはとてもむずかしい。ましてや自分よりも先輩の先生方を相手にしたプレゼンテーションでは緊張とプレッシャーが相当にかかるものです。本気のプレゼンテーションに挑もうとするとき、秘策はあるのでしょうか。今回、いつも大人気セミナーを行っていらっしゃる3名の先生がその極意を教えてくださいました。(日本東洋医学会元会長名誉会員 松田邦夫)
はじめに 千福貞博
★自分を説得できる講演か? 新見正則
松田邦夫先生の教え
ともかくTTP
ホワイトバックのスライド
レーザーポインターは使用しない
講演の回数に勝る上達法はない
伊藤真さんの周到な準備
講演会場での最終事前準備
照明はどうするの?
ホテルマンのレベル
コーヒー中毒(?)な僕
スマホ自由、コンピューター自由
飲食自由、でもガムは止めてね。
聴衆を本当に見ているの?
声の出し方
バックアップ
服装はどうするの? スポンサーの立場も勘案して!
5分遅らせて頂けますか?
どうやってぴったりに終わらせるの?
聴衆があまりにも少ないときには
最初がなにより大切、いよいよスタート
質疑応答について
沈黙を楽しめるようになると一人前
手の使い方はどうするの?
ステージでの移動は?
漢方嫌いだった自分に語りかける
僕は実はどもりでした
不幸な話は結構受ける
なぜ講演をするのか?
そんなWhyをステイクとも呼ぶ、内容が大切
何よりもその人が大切
イグ・ノーベル賞のスピーチ要旨
おまけ:イグ・ノーベル賞の旅(2013年 板橋区医師会誌特別寄稿より)
★入念な準備と情熱で、聴衆を魅了♡する 坂﨑弘美
はじめに
準備編
講演のタイトルにこだわる
参加者について知ること
スライドを作る
台本
配布資料
リハーサル
ドレスアップ
感謝の気持ち
実践編
時間オーバーはダメ!
早口
スライドを読まない
本当の役割
講演スタイル
最初のツカミ
笑い
講演のシメ
姿勢
レーザーポインター
演台での位置
緊張
声のトーン
目線の配り方
表情
身振り手振り
麦門冬湯
会場の確認
会場の明るさ
「あのー」「えーっと」
質疑応答で注意していること
質問に答えられない場合
講演の後も
他人の講演
講演は舞台と同じ
最後に
★発表が引き立つスライドテクニック 千福貞博
見やすいスライドの作り方
スライドの大きさ(サイズ)
文字(フォントとサイズ)
行間
強調の仕方
アニメーション
スライド番号
色
枠囲い、吹き出し
イラスト
写真の容量とダウンサイズ
表をうまく使う
漢方番号(おまけ)
まとめ
あとがき 坂﨑弘美