臨床医のための近赤外分光法
日本脳代謝モニタリング研究会 編
2002年発行 B5判 144頁
定価5250円(本体5000円+消費税5%)
ISBN9784880026091現在在庫切れです。
その他執筆者など▼
編集委員 日本大学医学部教授 片山容一 日本大学医学部助教授 酒谷 薫
内容の説明▼
20世紀後半より光を用いて生体の機能や構造を計測する「光診断法」が急速に発展している。
その中で「近赤外分光法」(near infrared spectrocopy):NIRSは最も実用化が進んでいる光診断法の一つといえる。NIRSは脳の酸素代謝や血液循環の変化をリアルタイムに、かつ無侵襲に測定できるという大きな利点を有している。さらにPETやMRIと比較するときわめてコンパクトであり、また低コストということも医療現場で働く臨床医にとっては大きな魅力になっている。
本書は「日本脳代謝モニタリング研究会」が中心となり、臨床医が医療現場でNIRSを使用していく上で必要な知識をまとめたものである。
おもな目次▼
基礎編
第1章 基礎原理Q&A
臨床応用編
第2章 麻酔・心臓外科
第3章 脳外科、救急救命、ICU
第4章 脳機能モニタリング
第5章 小児科、総論