摂食・嚥下障害リハビリテーション 
馬場 尊、才藤栄一 編集

2008年発行 B5判 143頁
定価(本体価格3,500円+税)
ISBN9784880026770

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内容の説明▼
近年、摂食・嚥下リハビリテーションは食べることに必要な咀嚼、姿勢、食べ物、食べ方そのものの訓練にいたるもっとも重要な課題となっており、診療科を問わず日常診療において無視できない重要な項目となってきている。
本書では摂食・嚥下障害にリハビリテーションが介入するとどのような改善がみられるか、その過程の考え方を紹介し、摂食・嚥下障害の基礎知識、評価、リハビリテーションの実際までを詳しく解説。また摂食・嚥下障害における介護保険や米国の摂食・嚥下リハビリテーションを紹介。
本書は第一線の臨床家によりまとめられ、臨床の現場に立つ先生方にする役立つ内容となった。
おもな目次▼
第I章 総 論
A.摂食・嚥下リハビリテーションの考え方
B.摂食・嚥下の生理─咀嚼嚥下という考え方

第II章 摂食・嚥下障害の評価
A.病歴・身体所見のポイント
B.臨床的評価(嚥下造影・内視鏡を使用しない評価)
C.嚥下内視鏡検査─鼻咽喉ファイバースコープを用いた嚥下機能評価法の実際
D.嚥下造影

第III章 知っておきたい基礎知識
A.摂食・嚥下機能に対する加齢の影響
B.高齢者の咀嚼嚥下
C.歯科と摂食・嚥下障害
D.胃瘻造影とその管理
E.摂食・嚥下障害に対する機能的電気刺激法
F.摂食・嚥下障害に対する外科治療
G.誤嚥性肺炎
H.経管栄養
I.摂食・嚥下障害と薬物療法
J.摂食・嚥下障害患者の服薬指導
K.脳卒中 摂食・嚥下障害の治療帰結
L.舌・咽頭・喉頭・食道の構造と神経支配
M.摂食・嚥下の発達と障害

第IV章 リハビリテーションの実際
A.咀嚼負荷嚥下法
B.摂食・嚥下障害に対する呼吸理学療法
C.摂食・嚥下障害に対する間接訓練
D.摂食・嚥下障害に対する直接訓練
E.摂食・嚥下障害患者に対する食事介助
F.摂食・嚥下障害とNST
G.摂食・嚥下障害者の食事の対応
H.球麻痺の摂食・嚥下リハビリテーション
I.偽性球麻痺の摂食・嚥下リハビリテーション
J.神経・筋疾患の摂食・嚥下リハビリテーション
K.摂食・嚥下補助装置・訓練用器具

第V章 最新のトピックス
A.介護保険と摂食・嚥下障害
B.米国の摂食・嚥下リハビリテーション
--Dysphagia Rehabilitation in the United States--