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髪の毛を抜くことがやめられない、毎日薬なんて飲めない、皮膚の下に虫がいるんですと訴える患者さんにどう向き合いますか? 気鋭の皮膚科医・大塚篤司先生が臨床の現場で出会うエビデンスではこたえがでない難しい場面について、人類学者や経済学者、写真家に精神科医など医療、診療科の枠を超えたスペシャリスト7人とクロストークし、患者と医師のコミュニケーション、新しい関係を考える特別な冒険にでます。
1章 先生、髪の毛をまた抜いてしまいました 8
松本俊彦(精神科医)×大塚篤司(皮膚科医)
2章 先生、皮膚の下に虫が這っています 36
尾久守侑(精神科医)×大塚篤司(皮膚科医)
3章 先生、病気が治るサプリメントを見つけました 56
磯野真穂(医療人類学)×大塚篤司(皮膚科医)
4章 先生、薬を死ぬまで飲まなければならないのですか? 89
横尾英孝(医療系社会学)×大塚篤司(皮膚科医)
5章 先生、毎日薬なんて塗れませんよ 110
大竹文雄(経済学)×大塚篤司(皮膚科医)
6章 先生、こんなにつらいならもう頑張れません 140
竹内規彦(経営学)×大塚篤司(皮膚科医)
7章 先生、治療はおまかせします 177
幡野広志(写真家)×大塚篤司(皮膚科医)
冒険を終えて 217