
赤林 朗(東京大学名誉教授):著
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医療のむずかしい選択の、最初のパートナーとなる1冊
余命告知、インフォームド・コンセント、代理母、安楽死などのテーマを、東大名誉教授のガイドで巡ります。
難しくて逃げたくなるけれど、逃げられない。そんな命の問題に直面したとき、この本の倫理的な考え方がきっとあなたの支えとなります。東大名誉教授が新たに書き下ろした、初学者のための座右の書!
はじめに 5
超々入門 医療倫理3時間ツアー
第1話 超々入門書は超々難問から始まる 10
第2話 究極の「余命告知」と心理的共謀 12
第3話 インフォームド・コンセントが好きな私 17
第4話 クオリティー・オブ・ライフ(QOL) 22
第5話 患者の権利と医療従事者の守秘義務 27
第6話 共感とは 31
第7話 医療倫理学の舞台裏 その1:4原則 34
第8話 医療倫理学の舞台裏 その2:法 37
第9話 飛行機の中で手を挙げるか 41
第10話 代理「母」? 44
第11話 未来版難問群:デザイナー・ベビー、受精卵診断、そしてAI 47
第12話 りんり、りんりで夜も眠れず:倫理委員会のお仕事 51
第13話 新型コロナウイルス大流行で求められた公共益 55
第14話 医療格差の問題:世界に目を向けると見えてくるもの 59
第15話 スピリチュアルペイン 63
第16話 医療従事者の幸福とは 67
第17話 最後の超々難問:自殺ほう助と安楽死 71
第18話 超々難問への私の回答 77
おわりに 84
ツアーのおみやげ
「倫理」は役に立ってナンボなものだ:人生ガイド 92
解いてみよう国家試験 94
選んだ時点で即失格 禁忌肢はこわい 107
次のステップのおすすめ本 110