
中永士師明(秋田大学大学院研究科救急・集中治療医学講座):編著者
2025年5月28日発行 A5変型判 88ページ紙版(クレジット・コンビニ決済)はコチラ→BASE STORES
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「今、ここにある危機」に備える必携の書!
クマによる外傷にどう対応し、どのように治療すべきか――。
全国で最もクマ外傷が多い秋田県の経験豊富な専門家たちが、
その知見を結集し、ついに一冊にまとめました。
実践的な対応策から治療のポイントまで、現場で役立つ情報が詰まった衝撃の書籍です。
さらに、コーヒーブレイクとして楽しみながら学びも得られるコラムも充実!
知識とともに、読み応えのある一冊となっています。
救急科・救急外来はもちろん、各科にまたがる治療が必要となるのもクマ外傷の特徴です。
形成外科、整形外科、さらには精神科のみなさまなどにもご一読を勧めます!
また、医学専門書ではありますが、自治体関係者の方々にも
今後の対策にお役立ていただけるものと自負しています。
序 文 6
本書をお読みいただくにあたって 10
第1章 なぜ今、クマなのか -クマと現代社会を取り巻く現況- 12
第2章 クマ外傷の特徴 18
第3章 クマ外傷による顔面外傷の実際 30
第4章 クマ外傷による四肢外傷の実際 42
第5章 クマ外傷による精神的問題 56
第6章 クマ外傷の予防対策 72
あとがき 87
コラム
・理解しておくべきツキノワグマの生態:食性、行動 17
・クマも興奮、人間も興奮 27
・海外のクマ外傷事情 28
・クマ外傷者の受け入れが決まった時に行うべき準備 36
・被害にあった本人がその場でできる対応 37
・救急隊員がその場でできる対応 38
・高度救急ではない医療現場に搬送された場合の対応 40
・冬眠穴 53
・漢方治療併用の意義 54
・飼いイヌは役立つか? 69
・他の大型動物(イノシシ・シカ・サル等)による外傷での注意点 70
・天敵の臭いによるクマよけ対策? 82
・子グマなら勝てるか? 84
・クマのパンチにアッパーカットはない 85